2016年03月15日
役者紹介!岸野健太
2016年03月08日
石村 みかの自己紹介とQ&A
お水
「稽古で大切にしていることや、稽古の様子を教えてください!」
稽古は程良い緊張感の中で、進んでいます。
上村さんが、いろーんなことに例えて台本解釈を深めていってくれてます。1周目、2周目どんどん変化していきます。上村さんはホントに良く毒を吐いてくれますが、私、上村さんの毒舌大好きです。それは自分に言われてることでも、聞くとスッキリします。
私が何より大切にしていること、したいと思っていることは、演者さんの身体から、声から受け取れるもの。間合いから受け取れるもの。空間から受け取れるもの。物から受け取れるもの。
そして、本番に入るとお客様から、劇場から受け取れるもの。というのが加わってくると思います。
そこには言葉を超えた情報がたくさんあって、それは言葉よりも多くを物語っていて。そこをキャッチできるかできないか。
日々、格闘してます。
「作品の見所や、個人的にここを見てほしいなどおすすめポイントは?」
舞台は1999年ロシア、サンクトペテルブルク、7月下旬の共同住宅の一室。ひしめき合い、どんよりとしてもがいている人々の生活の中でのたった3日間の話です。
ある人物が手紙を届けることにより、過去が紐解かれ、謎が解き明かされていく。背景には東西冷戦が絡んできます。たった3日間の話とは思えないほど遠くまで旅をした感覚になります。
そこを味わって頂きたい。


2016年03月01日
役者紹介!西田 夏奈子さん!
さてさて、客演さんの最後を飾るのは、西田 夏奈子さんです!
てがみ座とは一番古いお付き合いをさせて頂いています。
何せ、『乱歩の恋文』の2010年の初演、2012年の再演に出演されています。
そして、私はといえば、西やんとは、もっともっと前からの知り合いです。お互い20代の頃からかな?青春の時代だったなぁ。あの頃は。
夏奈子さんは、本当に不思議な存在感で稽古場を彩ってくれています。
たくさん楽しいことを考えて、シーンに持ち込んでくれます。
だけれど、いつも控えめで、よく彼女自身は反省したりしていて、相反するものが、混雑しているのがとても面白い。
これから1ヶ月、いろいろ大変なこともあるけれど、共に頑張りましょうね。どうぞよろしくお願いします!
★鞄にいつも入っているものは?
方位磁石です。
今はスマートフォンという大変便利な方位磁石付きの地図があるので、もう取り出すことはほとんどありませんが、かつてはこれがなければどこの稽古場にも劇場にも行けませんでした。スマートフォンだっていつ電池が切れるかわからないし急に壊れたりするのもお手の物です。そんな時でも方位磁石があれば、同じところをぐるくるまわりつづける地獄とは無縁です。どんな入り組んだ道でも、北なら北を、目指し続けることができます。わたしが持ってる方位磁石は透明なツルッとした球体で、球体の中の水に磁石が浮いててどんな持ち方をしても常に磁石面が上を向いてくれます。かわいいです。ハンズで買いました。
★稽古で大切にしていること、稽古場の様子を教えてください
今回に限らずですが、演出家に同じことを2度言わせないようにしたい…とは思っています。なので言われてることが理解できなかったらどんなアホと思われても白状しなければ…とは思っています。思っているだけで出来てなかったりは、もちろんします…
稽古の様子は、ピリッとしつつ、爆笑しつつ、おおらかです。演出の上村さんから、よく切れるナイフが次々に飛んで来ますので、刺さったり、キャッチしたり、よけたり、投げ返したり、そんな感じでしょうか…すごく面白いです。
★作品の見どころは??
このお芝居を観ると、あるものが飲みたくなってしまうと思います…ぜひ、ご観劇のあと、ごゆっくりとお飲みくださいね。

