2016年03月16日

役者<自己>紹介☆福田温子(てがみ座)

「対岸の永遠」、3月4日に初日の幕が開け、すでに11ステージが終了しました。
間もなく折り返しです。座組の結束力も、熱量も衰えるどころか、日に日に増しています。

本日は、わたくし、てがみ座の福田温子が担当いたします。こちらの写真は、西田夏奈子さんが撮影してくださいました。お気に入りの1枚です。
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髪型が、昭和の映画女優っぽい!ということから、こんなポーズで。
どこからどう見ても、純日本人!超・和顔の私ですが・・・今回は、ロシア人の役を2役演じます。

Q1)鞄に必ず入っているものは?
iPhoneの充電機&モバイルバッテリー。寿命なのか、最近電池の減りが早くて、バッテリーまで買ってしまいました。他には、秘密のノート(?)です。ネタ帳というか、舞台や映画の感想、思いついたことや、街中の人を観察して気付いた思ったことなど、色々書き留めています。

Q2)稽古で大切にしていることや、稽古の様子を教えてください!
もう本番が始まっていますが、稽古中からずっと、考え続けるようにしています。うまくいかなかったところはもちろん、スムーズにいったシーンでも、本当にそれで良いのか常に疑って、考えています。常に不安や恐怖はありますが、共演者をスタッフの皆様を信じて、自分を信じて、お客様の胸に飛び込んで、その場で産まれるものをキャッチしていきたいと思います!

Q3)作品の見所や、個人的にここを見てほしいなどおすすめポイントは?
すでにご観劇いただいたお客様から『観ながら一緒に旅をしたような感覚』と言っていただきました。今回の作品の舞台は、1999年のロシア、サンクトペテルブルクの共同住宅の1室での3日間。そこに暮らす人々の人間模様、政治的背景、民族的問題、そこにやってくる人、物、こと、が重なり合い、絡まりあい、影響し合っています。劇中ではたった3日間のできごとですが、そこに辿りつくまでの長い時間の流れを感じていただけると思います。「ロシア」というと、ちょっと謎が多い、なじみのない国。でも、人間の心の奥底に潜っていくと、国や人種を超えた普遍的な人の姿があるのではないかと思います。

個人的には、いつものてがみ座作品とは全く違う役を演じているところです。
何が違うって、何もかも違います。
福田が出てきたことに、最初気付かなかったという方もいらっしゃいました(^^;)
ぜひ福田の変身ぶり(?)も、お楽しみになさってください!
残すところあと15ステージとなりました!劇場でお待ちしております!

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西田夏奈子さんと。差し入れでいただいた大きな苺をほおばる終演後。


てがみ座 福田温子





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2016年03月15日

役者紹介!岸野健太

『対岸の永遠』全公演の3分の1が過ぎようとしています。ご来場誠にありがとうございます。
前売完売の回、残席わずかの回が増えてまいりました。ぜひ、お早めのご予約を!

●チケット状況・ご予約
 
●ツイッター感想まとめ


さて、本日は劇団員・キシケンこと 岸野健太のご紹介です。

彼といえば、てがみ座の筋肉担当!(?)
今回は箱田さんの身体作りの強力なアドバイザーとなり、日々の稽古後、壁面の鏡で己の肉体のチェックに余念のない2人の姿がお馴染みでした。

作中では二役を熱演。
片役は、私 今泉と関わりの強い役です。憎めなさが本人と似てます。
もう片役では「xxx(某小道具)を抱いて寝ろ!」との言葉もあり、肉体を駆使して道具を操っております。
立場も環境もまったく違う二役、どうぞお楽しみに。そしてどちらの役でも筋肉美はお見逃しなく!


そんな岸野さんのQ&A!

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■「鞄に必ず入っているものは?」
鞄をほとんど持ちあるかないのですが、ポッケに携帯、サイフ、タバコ、鍵、と4点チェックを必ずします。

■「稽古で大切にしていることや、稽古の様子を教えてください!」
先輩の演技をよく見る事です。

■「作品の見所や、個人的にここを見てほしいなどおすすめポイントは?」
見所は全てです。色々な見方のできる作品だと思うので。



てがみ座 今泉

posted by てがみ座 at 10:17| Comment(1) | キャスト紹介

2016年03月08日

石村 みかの自己紹介とQ&A

石村 みかです。

暖かくなってきましたね。
2月の稽古は、本当に寒い日が続きました。色んな出来事が通り過ぎて行きました。

てがみ座はいつでも、旅の途中、珍道中だらけの劇団だと、我ながら、その時深刻だったことを思い出して笑っています。

エレナという役をやります。
この役がどういう役なのか、新たに発見することが多いです。

このエレナさん。まあ、孤独に生きてきて、愛することにも、愛されることにも不器用な人です。そんなエレナさんを私は愛してます。

彼女だけでなく、登場人物は皆、孤独に生きていて、ほんの一瞬でも繋がりを求めてもがいてます。


以下は紹介Blog用の質問です。


「鞄に必ず入っているものは?」
お水
「稽古で大切にしていることや、稽古の様子を教えてください!」

稽古は程良い緊張感の中で、進んでいます。
上村さんが、いろーんなことに例えて台本解釈を深めていってくれてます。1周目、2周目どんどん変化していきます。上村さんはホントに良く毒を吐いてくれますが、私、上村さんの毒舌大好きです。それは自分に言われてることでも、聞くとスッキリします。

私が何より大切にしていること、したいと思っていることは、演者さんの身体から、声から受け取れるもの。間合いから受け取れるもの。空間から受け取れるもの。物から受け取れるもの。

そして、本番に入るとお客様から、劇場から受け取れるもの。というのが加わってくると思います。

そこには言葉を超えた情報がたくさんあって、それは言葉よりも多くを物語っていて。そこをキャッチできるかできないか。

日々、格闘してます。



「作品の見所や、個人的にここを見てほしいなどおすすめポイントは?」

舞台は1999年ロシア、サンクトペテルブルク、7月下旬の共同住宅の一室。ひしめき合い、どんよりとしてもがいている人々の生活の中でのたった3日間の話です。

ある人物が手紙を届けることにより、過去が紐解かれ、謎が解き明かされていく。背景には東西冷戦が絡んできます。たった3日間の話とは思えないほど遠くまで旅をした感覚になります。

そこを味わって頂きたい。




image-09647.jpgimage-1fd1b.jpg本日来てくださったお客様と。。
石村 みか
posted by てがみ座 at 14:48| Comment(1) | キャスト紹介